大器への球団の期待は大きい。オリックス・山下舜平大投手(20)がプロ3試合目となった23日の西武戦に先発し、7回3安打無失点で2勝目を挙げた。
今春のキャンプからメキメキと頭角を現し、高卒3年目ながら3月31日の西武戦にプロ初登板で開幕投手に抜擢。198センチ、98キロから繰り出す最速158キロの剛速球とカーブを武器に6回途中4安打1失点、7奪三振と上々のデビューを果たすと、11日の楽天戦では5回を2安打無失点、10奪三振の快投で初勝利をマークしていた。
球団は山下を、今オフにメジャー移籍が噂される山本由伸に続く「大エース」にするべく、特別な育成法で大物に仕上げていく考えだ。山下はここまで登板日の翌日に抹消される「投げ抹消」で中10日ペースをキープ。抹消後も二軍で登板することはなく、チームに帯同して各球場に足を踏み入れ、先輩たちの練習を見て学んでいる。
2021年、1年目のロッテ・佐々木朗も登録されずにチームに帯同して「温室育ち」「過保護」などとヤユされたが、チーム関係者は「山下は去年まで二軍で投げているし、今年も先発をこなしている。全然違いますよ」と〝舜平大式〟を強調した。
「それくらい大事な存在ということ。チームには日本で一番の投手やメジャーを経験した平野などお手本になる選手がたくさんいる。性格もいいし、野球に対して非常に謙虚。注目されてもまったく普通で、すべてに真面目に取り組んでいる。コーチだけじゃなく、全員で山下をサポートしていかないといけない」(同)。どこまでビッグになるのか、今後の成長が楽しみだ。












