ソフトバンクが23日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2―6で敗れ、まさかの5連敗。藤本政権では初のBクラスとなる4位に転落した。

 開幕投手を務めた先発・大関も負の流れを食い止められなかった。3回に犠飛で先制を許すと、続く4回に平沢に右前適時打を浴びた。再三のピンチを何とか2失点で粘りはしたものの、98球を要して4回5安打4四死球で降板となった。石川、東浜、武田、藤井に続き、5試合連続で先発が5回を持たずにマウンドを降りる異常事態となった。

 大関からすればチームの連敗を何とか止めたいところ。ただ、その強い思いが悪い方向に出てしまったか。斎藤学投手コーチは「やらなければいけないという責任が表立って、ああなるんだと思うけど、ちょっと独りよがりに見える。これはもう、大関だけの問題ではないんじゃないかと思うし、みんな同じ方向を向いてしまうと、ああなってしまう感じかなとは思う」と言及した。

 松本裕、津森ら勝ちパターンの投手も投入。相手の流れを食い止めて反撃を図ったが、津森が今季初失点となる佐藤都の3ランを浴びるなど、救援陣も重苦しいムードの中で失点を重ねる結果となってしまった。
 
 打線も振るわない。開幕直後は当たっていたものの、それが5連敗の間は5試合9得点と沈んでいる。こちらも急転したチーム状況とリンクしてしまっている。

 そんな中で明るい材料は8回に飛び出した柳田悠岐外野手の今季1号アーチだった。一死一塁から唐川のカットボールを捉えて右翼席に運んだ。「打てて良かったですけど、次は勝ちにつながる1本を打ちたい」。この日は3安打で打率も3割2分7厘と上昇中だ。ここから主砲が量産態勢となるか。

 楽天、西武、ロッテと敵地で転戦した11日に及んだ長期遠征は1勝6敗と厳しい結果に終わった。ただ、まだシーズン序盤。貯金も残っている。藤本監督は「やり直しましょう」と本拠地に戻っての立て直しを誓った。