やはりフラストレーションは相当なものだった!? 日本ハムの新庄剛志監督(51)が20日、本拠地エスコンフィールドでのロッテ戦前に、低迷するチームや自身のプライベートについて胸の内を赤裸々に語った。

 指揮官が報道陣に対してまず切り出したのは最下位に沈むチームの現状だった。開幕前に「優勝しか目指さない」と宣言して就任2年目のシーズンに臨んだが、19日終了時点で4勝12敗の借金8。開幕ダッシュ失敗が相当こたえているようで「ここまでの人生、計画を立てて、ほぼほぼうまくいく人生が今キャンプから…まあ去年からですけど、計画立てて人生で初めてじゃないかな。(計画が)狂ってる」とポツリ。「初めての経験だから楽しさもあるし悔しさもある。でも、どうやってこの経験をね、(いい方向に)もって行こうかって。今、すごい考えているところっちゃところです」と新庄節でチーム浮上に向けて模索する日々を送っていることを明かした。

 さらに指揮官は自身のプライベートにも言及。このところ北海道内の自宅がファンや観光客に特定されているようで、庭にある自慢のサウナでくつろげないという。

「家の周りが観光スポットになっていて。サウナに入れないっていうね。(自宅の)塀がちょっと低いから(外が見えて車が)1台2台3台って。6周くらいするんですよ。渋滞できるじゃないかって。エスコンフィールド経由、俺の家を見て…みたいな。まあまあ、それはもう慣れてるんですけどね」

 これまでは比較的自由にできていた買い物もパパラッチなどに狙われていることもあり「ドン・キホーテとか行ってもバレるから(プレゼント用の)女性の下着とか買えない」と苦笑い。「あそこはヴィクトリアズ・シークレット(米国発のファッションブランド)が売ってて。おしゃれで参考になる。下着以外でもピンクっていうのとコラボしててスエットとかのデザインや色使い、ものすごく勉強になるから行ってましたね。でも…」と悶々とする日々に苦悩している様子だ。それでも「明るく前向きに」が新庄監督の信条。チームがどん底状態でも諦める気持ちはない。

 一方、減少の一途をたどる新球場の観客動員についても「勝ってても負けてても多分、この交通の便だと変わらないんじゃないかな。平日で1万5000~1万6000人入ってくれたら十分じゃない? 来てくれた人に感謝してね」と言及した。

 この試合前には、グラウンド内で小村勝球団社長兼オーナー代行と談笑する一幕もあり「お金を出してって。お金を増やしてください、お願いしますって。6番バッターと先発ピッチャーが一人でもいてくれたら」と補強についての直談判もしたという。