ソフトバンク期待の若手野手・増田珠(23)が19日の西武戦(ベルーナ)で1号ソロを含む2安打2打点と猛アピール。チームは2―3で敗れて2連敗を喫したものの、高卒6年目の若鷹が全打点を叩き出して孤軍奮闘した。

 今季はウエスタン・リーグで打率3割4分、1本塁打、5打点をマーク。この日から今季初昇格となり「8番・右翼」で先発出場した。

 1点を追う4回二死一塁での第2打席。相手先発・隅田の147キロの外角直球をとらえ、中堅左を破る適時二塁打を放って試合を一時振り出しに戻した。2点をリードされて迎えた9回先頭の第4打席では、相手の守護神・増田達と対峙し、フルカウントから144キロの内角直球を一閃。鋭い打球を左翼席へ叩き込み、昨年7月17日のロッテ戦以来となるプロ2本目の本塁打を放った。チームは一歩及ばず1点差に泣いたが、増田の打撃が光った。

 試合後の増田は「あまり気負わずに。〝打ちたい、打ちたい〟っていう気持ちは、あんまりなくなってきた。しっかり自分が打つべきボールを打ちにいく。追い込まれたら、8番なので出塁を意識する」などとコメント。

 首位を走るチームは2位・西武に連敗し、ゲーム差なしと迫られたが、23歳の若鷹は「自分の一番の取りえは元気だと思ってるんで。そこだけはどんな結果になっても貫けるような…。メンタルの部分も一軍の選手になっていけるよう頑張っていきたい」と話し、最後はチームとともに自身も成長することを誓っていた。