ヤンキー・スタジアムをジャックした――。エンゼルスの大谷翔平投手(28)は敵地ヤンキース戦に「2番・DH」で出場。試合前には今季初となる屋外フリー打撃を行い、20スイング中12本が柵越えの圧巻のホームランショーを繰り広げた。
推定飛距離130メートル級の特大アーチを中堅に放り込むと辛口なニューヨークメディアも口をあんぐりさせた。右翼、左翼と広角に打ち分け、本塁打率は驚異の6割。4連続で放り込むなど状態が上昇傾向であることをうかがわせた。
前日のレッドソックス戦後に「ボールの見え方もよかった。見逃し方も全部よかった」と手応えを強調していた通りのパフォーマンス。気温13度、肌寒さが残る中、敵地を試合前からホットにした。興奮ぎみに見守る現地メディア、ファンの目の輝きが印象的だった。
敵地にもかかわらず主役は大谷。ヤンキースのブーン監督の試合前会見では、1問目から大谷関連の質問が飛んだほど。球場内のチームストアには昨季ア・リーグMVPと本塁打王を獲得したアーロン・ジャッジ外野手(30)とのコラボTシャツが並び、飛ぶように売れていた。コラボTシャツは2年連続。昨季のMVPを争った2人だが、ヤンキース側からのオファーで実現したというところが、大谷の偉大さを物語る。今回のヤンキースとの3連戦は登板予定がなく、ジャッジとの本塁打競演が注目されるなか、初回に弾丸ライナーで4号を右中間に運んだ。
【次戦は中3日でロイヤルズ戦へ】試合前の会見でエンゼルスのネビン監督は大谷の次回登板について言及。21日(同22日)の本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に中3日先発させることを明言した。大谷は17日(同18日)の敵地レッドソックス戦に先発するも、雨天中断の影響で2回31球で降板。試合後、指揮官は「これから話し合って決める」と語っていたが、大谷のリカバリーを確認した上で、中3日登板にゴーサインを出した。













