【米ニューヨーク11日(日本時間12日)発】「ダル塾」受講に充実感いっぱいだった。メッツの千賀滉大投手(30)は次回登板予定の14日(同15日)の敵地アスレチックス戦に備えて、ブルペンで熱のこもった投球を披露。10日(同11日)のメッツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ有投手(36)が練習を見守り、千賀がブルペン投球後に身ぶり手ぶりで意見を求めるシーンもあった。
千賀はソフトバンク時代、オフにダルビッシュのもとを訪れてトレーニングの見識などを広げてきた愛弟子で、その師弟関係はメジャー移籍を機にさらに深まっている。師匠の熱い視線を受け「充実して、練習が長くなってしまいました」とうれしさを隠せないほどだった。
10日夜、登板後のダルビッシュと食事をともにし、この日はありがたい“密着指導”で反復練習。師匠はキャッチボールからスマートフォンで愛弟子を撮影、金網越しにブルペンの様子を確認する熱の入れようで、千賀のニコニコが止まらないのもうなずけるぜいたくな時間がシティ・フィールドに流れた。
貴重な機会を逃すまいと千賀も前のめりだった。メッツのヘフナー投手コーチが「ナイスボール!」と連呼したブルペン投球を終えると、すぐにダルビッシュのもとへ直行。約10分間、身ぶり手ぶりで課題を説明し、意見を求めた。メッツ首脳陣もマンツーマンの「ダル塾」は大歓迎だろう。
スイッチが入った千賀は普段であればブルペン投球後いったんベンチ裏に消えるが、この日は右翼ポール際に向かい、約15分間の壁当て練習を“おかわり”。リリースまでの体重移動などを念入りに確認し、チーム練習ぎりぎりまでグラウンドで汗を流した。
メジャーデビューから2戦2勝と好スタートを切った千賀。会うたびに刺激と学びを与えてくれるダルビッシュに感謝し、敵地オークランドでの開幕3連勝を目指す。











