女子プロレス「スターダム」に所属する〝コズエンの小悪魔〟月山和香(31)の勢いが止まらない。

 2021年9月のスターダム参戦から自力勝利がなかった月山は、先月25日横浜大会のタッグ戦でベテランの高橋奈七永を沈めて初勝利。翌日は春の祭典「シンデレラ・トーナメント」の出場メンバーに急きょ抜擢され、1回戦でレディ・Cに勝利した。

 2日の後楽園ホール大会で行われた準々決勝では、大江戸隊の鹿島沙希(29)と激突。序盤から鹿島の卑怯な手口に何度もだまされ、「調子乗ってんじゃねーよ。私は昨日、朱里に勝ってんだよ!」とののしられた。

 その後も余裕の表情を浮かべた鹿島に裏拳からのトラースキックを決められ徹底的に攻められた。しかし、一瞬の隙を見逃さなかった月山が、オースイスープレックスで逆転の3カウントを奪った。

 これで準決勝(15日、東京・国立代々木競技第二体育館)進出が決定。「鹿島沙希に勝つため、精神トレーニングも欠かさずやりました」と笑顔を見せつつ「私は必ずやシンデレラになりますので、コズエンの小悪魔改めコズエンのシンデレラになります。勝ちます!」と誓った。

 トーナメントの台風の目となった小悪魔が、初制覇へと突き進む。