元K―1の3階級制覇王者・武尊(31)が29日に会見を行い、「ABEMA」との新契約を発表した。

 K―1史上初の3階級制覇をはじめ格闘界のトップランナーとして活躍した武尊は、昨年6月「THE MATCH」(東京ドーム)で那須川天心に敗戦。その後は心身の回復を優先し休養期間に突入した。同11月にはK―1及びKRESTとの契約を解除してフリーエージェントとなり、株式会社STRの代表取締役に就任していた。

 そしてこの日、STRがABEMAと契約を締結し、武尊は専属PPVファイターなることが発表された。PPVで配信する大会では1試合ごとに最低保証として1億円と、チケット売上に応じた追加報酬も予定されている。また武尊にはこれとは別に試合のファイトマネーも得る。

 会見に出席した武尊は「この契約は僕が現役を続けていく上ですごいモチベーションになります。PPVというビジネスという形が、日本ではまだ浸透していない部分があったり。僕がモデルケースとして契約していただいたんですけど、いま頑張っている選手やプロを目指す選手にとって、業界がもっと発展していく契約になるかなと思うので。もっと活躍して結果を残していけるように先頭で引っ張っていければ」と所信表明。

「この契約をいい形で、次の世代につなげていけるように、もっと夢のある業界にしていければいいなと思います」と目を輝かせた。

 また会見には北野雄司ABEMA格闘チャンネルエグゼクティブプロデューサーも出席。ワンマッチ1億円という破格契約について「数字を細かく計算するより、武尊選手がこれまでやってきたこと、他の選手の環境も変えていくことを考えていくと、分かりやすく伝わりやすい契約が大事かと思ってこういう提案をさせていただきました」と説明していた。