米国との決勝でチームを世界一に導く一発を放った岡本和真内野手(26=巨人)が試合後、喜びで溢れる胸の内を明かした。
この日「6番・一塁」で先発した右の大砲は第1打席で追加点の口火を切る右前打。1点リードで迎えた四回の第2打席では相手左腕・フリーランドの2球目スライダーを完璧に捉え打球を左翼席に運んだ。
「何とか先頭バッターで塁に出たかったので。強い打球を打って塁に出ようと思っていた。本当に絶対勝ちたかったので。ホームランという最高の結果になって良かったです」(岡本)
普段からあまり感情を表に出さない大砲もこの日ばかりは表情が緩む。
今大会は他選手以上に苦労の連続だった。チームには自身の本職である一塁、三塁に山川、村上らライバルが集結。自らの打撃を活かすため宮崎での強化合宿では左翼守備にも積極的に取り組むなど、人知れぬ努力を重ね本戦に臨んだ。その思いが実り1次ラウンド初戦からスタメンに抜擢され勝利に貢献。「負ければ敗退」の準々決勝(16日=対イタリア)では自身今大会1号となる3ランを放ちチームの準決勝進出を決定付けた。その集大成が世界一の称号に繋がっただけに喜びはひとしおだったはず。
今後は日本に戻り公式戦に備えることになるが「今年始まってからこのメンバーで野球する期間の方が長く、濃い時間を過ごしたので。(このチームが解散することに)すごく寂しい気持ちがあります。でも、これからシーズンなので。ジャイアンツが日本一になれるよう頑張ります」と最後は力強く語った岡本。代表チームで得た貴重な体験と財産を胸に新たなシーズンに臨む。













