フィギュアスケート女子の渡辺倫果(20=TOKIOインカラミ・法大)は、妹分から大きな刺激を受けている。

 3月上旬の世界ジュニア選手権では、同所属先の中井亜美(14)が銅メダルを獲得。ライブ配信を視聴していたという渡辺は「本当に自分のこと以上に、自分が試合をする以上に緊張して半泣きだった」と苦笑いを浮かべつつ「よく頑張ったなと思う。妹が頑張ったのであれば、姉としては頑張らないといけない。(中井が)見に来てくれるみたいなので、頑張りたい」と決意を新たにした。

 初出場となる世界選手権(22日開幕、さいたまスーパーアリーナ)は、条件付きでの声出し応援が可能となった。ファンの声援は、渡辺にとっても大きなプラス。「声出しはずっとなくて、海外の試合に行って、声出しを聞く機会があった。海外の試合みたいに声出しをしてくれるとうれしい」と声を弾ませた。

 20日には、メインリンクで行われた公式練習に参加。曲かけでは、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒する場面もあったものの「楽しみな気持ちがほとんどだが、緊張感を持って練習ができた。メインリンクでの練習は初めてだったけど、感触はよかった。このまま本番に臨むことができたら」と手応えを口にした。

 今季は代打で出場した昨年10月のグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダで初出場初優勝を果たすなど、大きな飛躍を遂げたシーズンとなった。大舞台でも〝倫果旋風〟でファンを魅了することはできるか。