第5回WBCで3大会ぶりのV奪回を狙う侍ジャパンは16日、準々決勝・イタリア戦(東京ドーム)に9ー3と勝利し米マイアミでの準決勝進出を決めた。

 先発した大谷翔平投手(28=エンゼルス)は投手として4回2/3を2失点で勝利投手、打っては3回に〝大谷シフト〟の裏を突いたバント安打を決め、一挙4得点の口火を切る献身を見せた。

 大谷は「4回ぐらいまでは確実にいきたいなという感じでしたし。ダルビッシュさんはじめ他の素晴らしい投手が控えていたので行けるところまでは行ければと思っていた。最後の2個の死球が余計だったなっていう感じですかね」と初回から雄叫びを上げての71球を振り返った。

 バント安打については「極端な守備シフトだったので理想はもうちょっと強めに確実に一、二塁を作るバントが良かったですけど。結果的に一、三塁になったので狙いとしては良かったと思います」とコメント。その上で「あのシチュエーションも無理に引っ張った打球がゲッツーになるのが一番最悪なシナリオなので。リスクを回避しながらなおかつハイリターンがのぞめるチョイスをしたつもり。結果的に一番いい形でビッグイニングをつくれたのは良かった」と振り返った。

 シーズンと違う負ければ終わりのトーナメントに関しては「久びさに短期決戦というか、短いスパンでの試合なので、最近ではあまり経験していなかったですし、独特の緊張感とか自分の中で特別なものがあったかなと。あと2試合、引き続き気を引き締めて頑張りたい」と優勝を見据えていた。