これぞ〝万能熱男〟の真骨頂だ。巨人・松田宣浩内野手(39)が10日、オリックスとのオープン戦(京セラ)で「7番・一塁」でスタメン出場した。
この日は不動の一塁手・中田翔内野手(33)が腰に軽度の張りを訴え、大事をとって欠場。代役として白羽の矢を立てられたのが、春季キャンプ終盤から一塁の練習にも着手していた熱男だった。ファーストミットをはめ、三塁などからの送球も無難にさばき、7回まででお役御免となった。
原辰徳監督(64)は試合後に「マッチはどこでもね。守備はファースト、サードは非常に安心感があると思いますね」と信頼を寄せた。さらに、打撃面では2打席とも中飛に倒れたが、150キロ台中盤の速球をとらえていた。指揮官も「バッティングでも速い球に負けていなかった」と攻守にわたって評価した。
松田にとって一塁で先発出場したのは、ソフトバンクに在籍した昨年8月21日の日本ハム戦(ペイペイ)以来。出場機会に飢えるベテランは本職とする三塁だけでなく二塁でもノックを受け、一塁もそつなくこなした。松田は「(巨人加入後は)初めてでしたけど、去年もやったことがあるので。『行け』と言われたところをやるだけ。ファーストに関してはサインプレーであったりとかも頭の中で分かっているので、あとは実戦でやっていくだけです」と頼もしかった。
新天地でもV奪回のピースとなるべく、準備を進めていく。












