フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する同国代表FWキリアン・エムバペ(24)が高級スポーツカーを購入したことに疑問の声が出ている。

 スペイン紙「アス」はフランス発の情報として、エムバペが50万ユーロ(約7200万円)でフェラーリ488ピスタを購入したと報道。その上で「しかしエムバペはこの車を楽しむことができない。24歳なのに運転免許を持っていない」と指摘し「億万長者のサッカー選手は気まぐれで購入して放り出すことを特長としている。今回、法外なぜいたく品を手に入れるため、多額のお金を費やした」と、皮肉を込めて報じた。

 エムバペは以前のインタビューで「(サッカー選手として)早期に成功することの欠点です。誰もが持っている免許の取得など簡単なことの機会を逃していた」とし「自由に使えるドライバーがいたので。(運転免許の取得は)決して優先事項ではありません」と話していたという。

 また、スペイン紙「マルカ」は「彼がPSGに到着して以来、執事、料理人、運転手が何でもしてくれている。PSGが教習所の授業料を支払うと提案したが、免許が必要とは考えていない」と伝えている。