スペイン1部バルセロナの審判買収問題で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)が在籍時に〝神の手ゴール〟として物議を醸した試合も疑惑の対象となった。
今回の問題では、過去にバルセロナが同国審判技術委員会(CTA)のネグレイラ副会長に対して長年にわたって多額の金銭を支払っていたことが明るみになり、大スキャンダルに発展している。同副会長による関与が疑われる試合を現地メディアが次々と報じる中、「ミオトラリーガ」は「審判委員会はメッシの神の手ゴールを見逃した審判に〝報奨〟を与えた」と追及した。
メッシは2007年6月10日のエスパニョール戦で相手GKの前に飛び込んでヘッドでゴールを決めた。しかし、映像では頭ではなく左手で押し込んだことは明らか。相手チームの猛抗議も及ばず、そのままゴールが認められて議論を呼んだ。
「決して有効であってはならないゴール。この試合の審判はフリアン・ロドリゲス・サンティアゴだった。本来ならばミスで審判は罰せられるが、ネグレイラとCTAは直後の国王杯決勝に彼を割り当てた」。同審判は批判を浴びた疑惑の判定後に、なぜかスペインで最高の栄誉とされる舞台の大役を任された。この動きに渦中のネグレイラ副会長が関わっていたというわけだ。
スペイン検察はネグレイラ副会長への資金提供が八百長と関係しているかを捜査中。同メディアは、八百長が認定されれば「降格、2~5年の資格剥奪、無期限失格」などの厳罰が選択肢と指摘した。名門が存続の危機を迎えている。










