エンゼルスのアート・モレノ・オーナーが8日(日本時間9日)に今季終了後にFAとなる大谷翔平投手(28)の残留を熱望しているとニューヨーク・ポスト紙が報じたことを受け、エンゼルスの地元で波紋が広がっている。同オーナーが2020年11月のペリー・ミナシアンGM就任発表以降、公でのコメントを避けていたからだ。
モレノ・オーナーはジョン・ヘイマン記者の取材に「彼は素晴らしい人間であり、世界で最も人気のある野球選手の一人で、国際的なスターだ。残留を希望する」と語り、契約延長を目指す意向を示した。
地元紙オレンジカウンティー・レジスターのジェフ・フレッチャー記者は自身のツイッターに「アート・モレノは地元メディアには3年近く口を閉ざしているが、オーナー会議でのジョン・ヘイマン記者の取材に、大谷翔平についていくつか言葉を残した」とやや皮肉を込めて投稿した。13年からエンゼルス番を務める同記者は、これまでも度々、オーナーが公の場に出なくなったことを指摘してきた。
米スポーツサイト、アスレチックのエンゼルス番サム・ブラム記者はさらに辛口。自身のツイッターで「アート・モレノは一人の記者に話したが、多くを語らなかった。彼が答えるべき内容がたくさんある。球団売却、球場、シーズン敗退、選手年俸、訴訟問題、人事、マイナー球団の扱いなど。それらを地元メディアに答えるまで、これ(ニューヨーク・ポスト紙が報じた大谷に対するコメント)は何の意味もなさない」と伝えている。
エンゼルス球団広報は「正直、オーナーと話せるかどうかは全く見当がつかない。取材機会をつくろうとずっと努力している」とコメント。いずれにせよ大谷の去就は今季最大の関心事だ。












