極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ(VM)」が、全日本プロレスマットに電流爆破を持ち込んだ邪道・大仁田厚(65)に怒り心頭だ。

 4日の八王子大会では邪道の要求通り「トルネードバンクハウス電流爆破デスマッチ」形式でアジアタッグ選手権が開催され、大仁田、ヨシタツ組がNOSAWA論外&ケンドー・カシンからベルトを奪取。しかも厄介なことに大仁田は、今後の防衛戦は電流爆破形式でしか開催しないと言い出した。

 この状況に猛反発しているのがVMだ。総帥のTARUは「俺が言うのも何やけどな。俺は大仁田がつくった電流爆破のベルトのチャンピオンやねん。爆破王ちゅう、そのチャンピオンの俺が言うけど、今の全日本に電流爆破なんかいらん!」と声明を出した。

 超花火プロレスが管轄する電流爆破ベルト「爆破王」は2015年に創設され、TARUと大仁田は同王座戦線で死闘を繰り広げた。現在は18年8月に王座を奪取したTARUが、第9代王者としてベルトを持ち続けている。

 だからこそ、日本最古のベルトであるアジアタッグを電流爆破で開催することは許せなかったようで「大仁田さん、申し訳ないけどさあ、自分のチームとか団体があるやろ? そこでやってくれんかのう。全日本は(ジャイアント)馬場さんがつくった王道なんよ。そんなチンケな爆弾でこの体が潰れるとでも思うか? 悪いことは言わん。あんなチャチなオモチャ早いこと持ち帰って、どこかよその団体でパーティーでもしてくれや。全日本プロレスに電流爆破いらん。まっ、そういうこっちゃ」と通告した。

 VMの〝暴走専務〟諏訪魔も「TARUのオジキがそこまで全日本のことを考えているとは…」と驚きの表情を浮かべつつも「オジキの言う通りだ。大仁田は相変わらずワガママを言ってるなという印象しかない。(レイ&ジュンの)斉藤ブラザーズも『大仁田ふざけんじゃねえ!』って言ってるからな」と追随。全日本マットで勃発した、VMと邪道の抗争の行方が気になるところだ。