英王室は21日、ロンドンで5月6日に執り行われるチャールズ国王の戴冠式の日程や一連の行事について発表。10日に王室を批判した回顧録「スペア」を発売したヘンリー王子については式典への出欠など、明言は避けた。だが、英メディアは、王子と妻メーガン妃らサセックス一家は「そもそも現役王族ではなく、公式行事に出席できない」と報じている。
戴冠式当日は土曜日にあたり、その週末には大規模な行進や祝賀コンサートなど多くのイベントの開催を予定している。戴冠式は王位継承に伴い君主が王冠をかぶる伝統儀式で、会場はウェストミンスター寺院。英国国教会の最高位聖職者であるカンタベリー大主教が執り行う。
英紙デイリー・メールは、戴冠式後、チャールズ国王を中心に王族がバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せる行事に、ヘンリー王子と、国王の弟アンドルー王子は参加できないだろうと伝えた。昨年6月、エリザベス女王の即位70年を祝ったプラチナ・ジュビリーの際にも、ヘンリー王子とアンドルー王子の姿はなかった。
一方、ヘンリー王子&メーガン妃は、12月に公開された米動画配信大手ネットフリックスのドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の中で、王室側の2人に対する扱いを批判した上で、「誠意ある説明責任や謝罪を受けることは今後もないだろう」とした。
だが、英紙サンデー・タイムズは関係者の話として、2人の姿勢に変化があり、「王室側と話し合いがしたい」「謝罪して欲しいと感じている」などと明かしたと伝えた。
英王室作家のラフェ・ハイデル・マンクー氏は、もし王室側が話し合いに応じず、謝罪もしなければ、「『スペア』の第2弾を戴冠式の日程にかぶせるように出版するぞと脅しをかけてくる可能性がある」と語った。
ヘンリー王子は米出版最王手ペンギン・ランダムハウスと4冊の本の出版する契約を結んでおり、その1作目として「スペア」が今月発売されたが、2作目以降の予定は公表されていない。











