女子プロレス「スターダム」のワールド王者ジュリア(28)が、試練の10人掛けマッチを戦い抜いた。
21日の東京・ベルサール高田馬場大会で、自身に試練を与えるため提案した1人3分、30分の10人掛けマッチに挑戦。欠場した天咲光由の代打で出場したスーパー・ストロング・スターダム・マシーンを皮切りに、コグマ、テクラ、妃南、葉月、中野たむ、SAKI、なつぽい、飯田沙耶、月山和香の順で対戦した。
向かってくる相手一人ひとりと対峙し、徐々に疲労がたまってきたところで、これまで幾度の死闘を繰り広げた葉月と激突。容赦ない攻撃を立て続けに食らい、怒りが頂点に達したところで強烈なエルボーで反撃を試みる。壮絶なエルボー合戦からブレーンバスターを仕掛け合ったが、時間切れドローに終わった。
次に現れた永遠のライバル・中野とも激闘を展開。お互いの必殺技を出し合い、ジュリアが「しっかりしろ! たむ!」と叫ぶと、中野から「ベルト落とすんじゃねえぞ! このヤロー」とゲキを飛ばされ、これまた時間切れ引き分けに終わった。
最後に現れたのは2021年9月のスターダム参戦から、いまだ自力での勝利がない月山だ。ミサイルキックからのエルボー、ヒップアタックを受けたが、動じない王者はビンタをお見舞い。月山の必死な姿を感じ取ったのか、必殺技のグロリアスドライバーを炸裂させた。
だが、これをカウント2で返され、驚いた王者はノーザンライトボムでたたみかけたが、最後も時間切れ引き分けで全10試合を終えた。
唯一勝ったのは1分57秒、雁之助クラッチで沈めた妃南だけ。28分57秒の戦いを1勝9分けで終えたジュリアは「めっちゃきつかったけど、初心に戻った気がした。今経験してよかったよ。またしばらくしたらやりたいね。今日、自分が足りない部分を痛感したので」と振り返った。
試練を乗り越えたことで、気持ちも引き締まった様子。「赤いベルトのチャンピオンだから、これからもっと強くなって、プロレスラー代表として日本の顔になるために上り詰めていく」と決意表明。V1戦(2月4日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)で対戦する鈴季すずに向け「2月4日、全部ぶつけ合いましょう!」と呼びかけた。












