レッドソックスはどう考えているのか。同球団と5年契約を結んだ吉田正尚外野手(29)は野球日本代表・侍ジャパンの一員として3月開催の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場することが“内定”している。すでに侍ジャパンの栗山監督が吉田本人の出場意思を尊重しメンバーに招へいすることを明言しており、メジャー1年目の日本人選手がWBCに参加するのは異例中の異例だ。
吉田の侍ジャパン招へいを巡る動きについて、レッドソックスのハイエム・ブルーム編成本部長は「彼が(WBC出場の)決断を下したことは聞いている」と明かしたものの「ただ、私はこの件についてアナウンスするべきではない立場だ」と慎重な言葉で補足した。
それでも「彼は移動が多くなると思うが、まずは我々のところ(春季キャンプ地)に来ると想定している。とにかく彼が(公式戦に向けて)いい準備ができるよう、どのような作業が必要かを確認しながらやっていきたい」とも述べ、吉田を全面的にサポートする姿勢を明確にした。
さらに「特定のタイプの投手を打つ打者もいるが、彼はどのようなタイプの投手でも打てると評価しているので(WBC参加によって)支障があるとは思わない」と話した上で「チームからは本当に多くの選手が(WBCに)出場することになりそうだ」と続け、今春のキャンプがフルメンバーとならないことにも理解を示した。
WBCプエルトリコ代表で選手、GMとしての経験を持つアレックス・コーラ監督(47)も吉田の侍ジャパン入りに関し「聞いているよ」と口にすると「私はこのトーナメントが大好きだ。(出場する)選手たちは責任を持って調整やトレーニング、ゲームに励み、楽しんでほしい。私は問題があるとは思わない」とWBC参加に敬意を表してエールも送った。
米大リーグ機構(MLB)は12日(日本時間13日)、2月中旬から始まる春季キャンプ(スプリングトレーニング)に関する全30球団のキャンプイン初日と報道用のフォトデーを発表した。フロリダ州フォートマイヤーズで春季キャンプを行うレッドソックスは、バッテリー陣が2月15日(同16日)に、野手陣が2月20日(同21日)にキャンプインする予定だ。宮崎で行われる侍ジャパンのキャンプインは2月17日だが、吉田のスケジューリングが注目される。












