今オフのメジャーはFA市場の盛り上がりとは対照的に、大きく話題となるトレードの成立は少ない。MLB公式サイトは6日(日本時間7日)に「2023年オール・トレード・ルーモア・チーム(1つのビッグネーム付き)」のタイトルで各ポジションでトレードの可能性が高い選手を紹介。DH部門では当然のようにエンゼルス大谷翔平投手(28)の名前を挙げた。

 エンゼルスは昨年から一貫して今オフの「大谷のトレードはない」と強調してきたが、米メディアを中心に開幕後のチーム状況によってはトレード移籍の可能性があるとの見方が根強い。

 同サイトは「人々が決して大谷のトレードを望んでいる、と言っているわけではないが、エンゼルスがもし彼をトレード可能にしたら、近年で(あるいはここ数十年間で)最も人気の高いトレード候補になるだろう」と断言。今季終了後にFAとなる大谷が残留する可能性がないとエンゼルスが感じ、チームもプレーオフに進出できなければ、大谷と引き換えに沢山のプロスペクト(若手有望株)を得て楽しもうとしないのは考えられないとの見解を示した。その「バズる率(話題になる率)」は「高」とした。

 カギはチーム状況だ。5月か6月の段階で万が一、エンゼルスがペナントレースから脱落した場合、「大谷の需要は膨大になり、二刀流を巡る入札戦争に火がつくだろう」と見る。

 今季の契約を結び、球団が放出を否定しているにも関わらず盛り上がり続ける大谷の去就問題。いつ、どんな形で決着するのか。