巨人・原辰徳監督(64)が、新主将・岡本和真内野手(26)に独自のキャプテンシーを期待している。

 8年間キャプテンを務めた坂本勇人内野手(34)に代わり、チームを引っ張る主砲に指揮官は「未知との遭遇とまでは言わないけど、未知の部分ですよ。彼だってやったことがないわけで、高校(智弁学園)の時もキャプテンじゃなかったんじゃない?」とニヤリと笑った。

 新たな経験で化学反応が起こる可能性がある。原監督は「その意味では初キャプテン。でも、勇人だったり(阿部)慎之助だったり、いろんなキャプテン像を見て、あるいは智弁でそういうリーダーを何人も見てきているんでね。持っているもの、ボキャブラリー、そういうものはすごく高いものを持っているから、そこは逆にのびのびとやってほしいなと思いますね」と岡本和に新たな主将像を求めた。

 昨年のファンフェスタ(11月23日、東京ドーム)で、主将交代を本人とナインに伝えた。坂本をねぎらった後に岡本和を指名。「来季(=2023年)はチームを引っ張って一つにして。個の力が10だったらチーム力は12、13にならなきゃいけないよとね。(岡本和は)『分かりました』と(答えた)」と原監督は振り返った。

 昨季の岡本和は打率2割5分2厘、30本塁打、82打点の成績も、8月から4番を中田に譲るなど苦しんだ。主将就任に岡本和は「僕の方をみんな見ると思いますし、全員で優勝、日本一目指して一丸となってやっていきたいなと思います」と気合を入れた。

 指揮官の期待に応えて「岡本流キャプテンシー」を発揮できるか、注目だ。