2022年のプロレス界は最大の衝撃に見舞われた。〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん死去。巨大な支柱を失い、23年は時代を引っ張るスーパースターの誕生が待たれるが、猪木さんは10月1日に亡くなった後も強烈すぎる〝仕掛け〟を展開していた。
10月14日に都内の斎場で営まれた告別式でのこと。猪木さんの遺影が飾られた祭壇の前でお経を唱えるため、和尚が入場し着座した時だった。突如椅子が壊れて、和尚がひっくり返ってしまったのだという。葬儀の参列者は、意表を突く展開にあぜんとするばかりだった。
ここまではプロレス名実況の古舘伊知郎アナがテレビ出演時に明かしているが、この先には何とも猪木さんらしい〝珍事〟が…。葬儀に参列した弟子の〝元暴走王〟小川直也氏(54)は「立派な椅子なんだけど、なぜかバラバラになっちゃって…。そうしたら、和尚さんがすっと立って『バックドロップをくらいました』と言われてね。思わず、笑っちゃったよ。あれは、絶対に会長(猪木さん)の仕掛けたイタズラだな」としたり顔で語った。
関係者の間でも「やっぱり猪木さんのしわざだね」の声がもっぱら。「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」の名言を残し、突拍子もないアイデアを実現させてきた猪木さんだけに、亡くなってもお坊さん相手に必殺技を仕掛けたのだろうか!?
葬儀では、弟子たちが猪木さんの象徴だった真っ赤な「闘魂マフラータオル」を首から提げ、猪木さんを見送った。小川氏も闘魂タオルを身に着けていたが、帰路に就く和尚から声をかけられ「ファンなんです」と告げられたという。そこで自身の闘魂タオルをプレゼントしたところ、うれしそうに受けとってくれたとか。
「オレはそれ以来、その方を心の中で『バックドロップ和尚さん』と呼んでいるんだ。会長は亡くなっても何かを起こす。本当にすごい人だよ」と元暴走王は感じ入っていた。












