〝バカサバイバー〟こと青木真也(39)が大みそかの格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)に弾丸をぶっ放す。連載最終回は注目カードを立て続けにブッタ切りした。

【大みそか決戦!バカサバイバーが徹底分析(3)】まずは3度目となる「堀口恭司 vs 扇久保博正」の一戦。2013年、18年の2戦とも堀口が勝利しているが、今回はベラトールとRIZINの対抗戦として実現した。だが、青木は「3回目だから勝負論がないだろ」と声をしゃがれさせる。

 それよりも堀口が16年11月以来、6年ぶりにバンタム級からフライ級に戻しての試合であることが重要だとして「コンディションを見る…、ご神体を拝む試合だ。『堀口、フライ級でどうなんだ』っていう。それだけの試合だ。今回もみんなで堀口さんをありがたがろう」とした。

 続いてRIZIN WORLD GP 2022スーパーアトム級トーナメント決勝の「伊澤星華 vs パク・シウ」。下馬評はデビューから8戦8勝でRIZIN同級王者でもある〝伊澤有利〟とささやかれているが「そんなに甘くないと思う」と厳しい表情。その理由を「パク・シウの成長が見えるから。テークダウンディフェンスがさらにうまくなってるんだよ。だから、思い切って打撃にも行けてるんだよね」と分析する。

 組み技と寝技に定評がある伊澤は、パク・シウとの相性が悪いとし「だから前回(21年10月)も苦戦して判定だった。今回はさらに苦しむと思う」と予想した。

 大いに語った青木は今回の大会を「地上波がなくなって開き直ってきたなという感じだ。いろんな意味で」という。そして「RIZINスタンディングバウト特別ルール」として発表された平本蓮と「X」の試合には「ズルい!」とよく分からない反応。

 さらに「ボクシングルールでやるってことでしょ? これはつまり、平本さんがメイウェザー争奪戦に名乗りを上げたってことだと思う。ここに来て皇治のアニキにライバル出現だ。2023年は皇治と平本の〝メイウェザーダービー〟が行われるんだろう」としたり顔で斜め上の予測を見せた。

 大方の注目カードの分析を終えた青木は「もう1試合だけ語りたい。翌日の清宮―拳王だけど…」と、来年1月1日の日本武道館大会で行われるノアのGHCヘビー級王座戦「王者・清宮海斗 vs 挑戦者・拳王」の一戦について言及。

「清宮は徹底的に拳王の発言を無視しろ。忖度がどうとか言ってきても付き合うな!」と叱咤。そして「フィニッシュはフォールじゃなくて、ギブアップかKOを取ってほしい。誰がどう見てもどっちが強いかはっきり分かるように白黒をハッキリ付けてくれ」と語り「当日は俺も見に行くよ」と現場での観戦を予告した。

 最後に「しかし、この大会もXが気になるな。俺の予想だけど、たぶん、このXは平本の相手と同じなんじゃないかな。もしかして、Xは両方とも関根シュレック秀樹なんじゃないか?」と絶対に外れる予想を口にすると満足したのか、ようやく自転車で走り去ってくれた。