大相撲初場所8日目(18日、東京・両国国技館)、横綱豊昇龍(26=立浪)が平幕の大栄翔(追手風)にはたき込まれて2敗に後退。通算12個目の金星を配給した。

 この日、国技館では2020年1月の初場所14日目以来、6年ぶりに天覧相撲が行われた。横綱として初めて経験する天覧相撲で敗れた豊昇龍は「緊張しました。集中していたけど、硬かった」と悔しさをにじませた。

貴賓席でご観戦された天皇皇后両陛下と愛子さま(右)
貴賓席でご観戦された天皇皇后両陛下と愛子さま(右)

 打ち出し後には天皇、皇后両陛下、長女の愛子さまとの懇談の席に、他の横綱大関とともに出席した。天皇陛下は皇太子だった07年、モンゴルを訪問。横綱朝青龍と面会した際に、当時少年だったおいの豊昇龍も同席していたという。

 豊昇龍は「『実は、お会いしたことがあります』と言ったら(陛下から)『覚えています』と…」と感激の面持ち。「(7日目に負傷した)『おでこは大丈夫ですか』と聞かれて『大丈夫です』と答えました」と懇談でのやりとりを明かした。

 特別な日を白星で飾れなかったものの、2敗はまだV圏内。「後半に頑張っていきたい」と気持ちを切り替えた。