広島は24日、マツダスタジアムにある球団事務所で球団納めを行った。この日、取材に応じた松田元オーナー(71)は「(成績は)いい1年ではなかった」としつつも、新型コロナウイルス感染拡大による観客の入場制限が今年からなくなったことは「良かった」と話した。

 来季からは新井貴浩監督(45)が指揮を執る。松田オーナーは「期待が大きいだけに、ダメだった時の反動が厳しいかなと思ったりもするが、不安も希望も持っている」と語り、新指揮官への希望として「選手の眠っている可能性を見つけて広げてほしい」と願う。

 新井監督は現役時代は厳しい練習に耐え、チームの中心選手へと育った。だからこそ、松田オーナーは「一生懸命やってくれるだろう。そういう意味合いでの期待は裏切ることはない。ガムシャラにやってくれると思う」とも話した。

 チームは2018年にリーグ3連覇を達成した後は4年連続でBクラス。若手の伸び悩みが一因でもある。松田オーナーは「優勝経験者がその楽しさを言葉でいろいろ伝えてくれていると思う。ベテランもいて、下(の世代)から選手が出てくればチャンスだと思う」と23年シーズンに期待を寄せた。