フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(イタリア・トリノ)で初優勝を果たした女子の三原舞依(23=シスメックス)は、着実に進化を遂げている。

 GPシリーズで2連勝を飾って迎えたGPファイナルでは、ショートプログラム(SP)2位からフリーで逆転。頂点に立った三原は13日、羽田空港に帰国し「GPファイナルという舞台に立つことができて、スケートリンクで滑ることができて、本当にうれしかった。たくさんの方々からお祝いのメッセージが来てうれしい気持ちでいっぱい」と満面の笑みを浮かべた。

 立て続けの欧州遠征に続き、来週には全日本選手権(22日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)が控えている。疲労がないと言えばウソになるが「西日本選手権以降は2週間に1試合くらいのスパンのスケジュールだったので、今までと同じようにまずはケアをしたい。コンディションを整えて、練習できる1回1回を集中してやっていきたい」と話すなど、普段と変わった様子は見られない。

 地元・関西での一戦を前に「この1年間ですごくいろんな思いや悔しい部分も苦しい部分も過ごしてきた中で、たくさんの思いがあった。その思いも全日本でも出せるように1つ1つ頑張りたい」と前を向く三原。世界の舞台で培った自信を、日本最高峰の舞台でも発揮してみせる。