今年の悔しさを来年の糧にする。広島・玉村昇悟投手(21)が13日、キャンプ地の宮崎県日南市で契約更改交渉を行い、100万円増の年俸1300万円でサイン。今季は開幕ローテーション入りを果たしたものの、登板数を大幅に減らした。

 2021年は17試合だった登板数だが、今年は9試合に投げて2勝2敗、防御率は3・92だった。玉村は「今年は何もしていないので…来年は先発ローテに食い込んで、何とか10勝できるようにと思っている」と話した。

 また、この日に契約更改した島内颯太郎投手(26)が200万円減の年俸2300万円、石原貴規捕手(24)が200万円減の年俸1000万円、育成の二俣翔一内野手(20)が支配下登録され、年俸は200万円増の500万円。育成の木下元秀外野手(21)は現状維持の年俸350万円だった。(金額は推定)