WWE&ユニバーサル王者統一王者ローマン・レインズ(37)が、サウジアラビア決戦「クラウン・ジュエル」(5日=日本時間6日)での米人気ユーチューバー、ローガン・ポール戦を前に圧倒的存在感を示した。

 今週のロウ(テキサス州ダラス)に、代理人ポール・ヘイマンとともに登場すると、会場からは「Ucey(ウーシー)」チャントが起こった。前回のスマックダウンで、「ザ・ブラッドライン」の〝名誉兄弟〟サミ・ゼインが、レインズにジェイ・ウーソとの不和を説明する際に「ジェイはウーシーが足りない」と発言。これが観客どころかレインズにも大ウケで、なぜかゼインと敵対するジェイまで笑いをこらえている様子だった。

 WWEファンの間では「ウーシー」がツボとなり、この日のチャントとなったのだが、レインズは「心配するな。サミとジェイがもう少しウーシーになるように、世界に送り出したんだ」と絶妙の切り返し。あえて「ウーシー」を連発し、観衆をあおった。

 すかさずサウジ決戦で挑戦を受けるローガンに矛先を向けて「2年以上にわたって、敵を打ち負かしてきた自分こそが史上最高だ。(プロレスで)2試合しかしていない、部外者のローガンとの試合なんて語らない」と見下して、ヘイマンにマイクを渡した。ヘイマンはレインズの代わりに王座防衛を宣言すると、そこへローガンの元タッグパートナーのミズが現れた。ミズは「彼の右拳は本物だ。KOされたジェイ・ウーソに聞けばいい」とローガンの〝ラッキーショット〟を警告した。

 これに統一王者は「なぜみんな、ローガンが俺をKOする話ばかりするんだ?」と言いながら、ミズをスーパーマンパンチで沈めると「俺がローガンをKOする話をすべきだ」と豪語した。

 さらに花道を引き揚げる際にブチキレ。カメラに向かって怒声を張り上げ「誰も俺をノックアウトできやしねえよ。もう我慢ならねえ。チャンスを得たと思わせるのはご免だぜ。トライバルチーフは誰よりも偉いんだよ! これは俺のショー、俺のカメラだ! 俺が全部仕切ってる!」とまくし立てた。

 強烈過ぎる存在感で、人気ユーチューバーを押し潰しそうだ。