ノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗(26)が、辛くも最大の難敵を退けた。
30日の東京・有明アリーナ大会で行われた初防衛戦では〝野獣〟藤田和之(52)と対戦。2度あった前哨戦は、ともにピンフォールを奪われた上に、体をなすりつけられる〝奇行〟の餌食となっていた。
試合は序盤から激しいグラウンドの攻防を展開。だが、挑戦者の猛攻に苦しめられ、逆片エビ固めからの足4の字固めで窮地に陥った。さらに顔面蹴りからのラクダ固め、裸絞めでスタミナを奪われる。
それでも王者はフラつきながらコーナーに上り、ウルトラタイガードロップを発射。さらに閃光魔術弾から、掟破りの顔面蹴り3連発食らわせて反撃に移る。
だが、不死身の野獣からビーストボム、顔面蹴りを決められ万事休すと思われた、その時だ。清宮は電光石火のフランケンシュタイナーを成功させ、執念の3カウントを奪った。
試合後は鈴木秀樹とティモシー・サッチャーが登場。ティモシーから挑戦表明を受けた王者は疲労困ぱいの様子ながらも「ティモシーの挑戦を受けるよ」と承諾した。
続けて会場に集まった3739人(主催者発表)の観衆に感謝を述べた上で「見てくれたお客さんの中にも『何だ、清宮』って思った人もいるかもしれないけど。絶対に俺がノアを引っ張っていく」と決意を新たにした。












