ノアのGHCヘビー級王座戦(30日、東京・有明アリーナ)で藤田和之(52)の挑戦を受ける王者の清宮海斗(25)が、〝野獣〟による屈辱の珍行動にも惑わされず、必勝を誓っている。
27日に行われた同王座の調印式では、藤田に勢いよく抱き締められ、目の前で「赤まむしドリンク」を飲み干されるという奇行の被害にあった王者。この日だけでなく、前哨戦では野獣に抱かれ頰をすり寄せられるなど、王者としての威厳を傷つけられっぱなしだ。清宮は「悔しいし、屈辱だった。あの挑発には愛がないんです」と唇をかんだ。
しかも2戦あった前哨戦ではどちらもピンフォールを奪われ完敗。「グラップリングもできなかったし、思っていないぐらいのパワーで向かって来られるので一気に持っていかれてしまった。藤田和之は荒々しくて野性的でグリズリー並みの威力はある」と、どう猛なハイイロクマに例え、藤田の強さを認めた。
それでもノアを背負う者として、このままなめられっぱなしではいられない。「僕が一緒にやってきた世代の稲村(愛輝)とか、後輩だったりとか、まだまだこれからの新しい力が発信していきたい」と団体の今後のあり方を力説した上で「藤田を倒さなかったらノアが変わっていかない。新しい力で作っていきます。俺たちのノアを作っていきます」と悲壮な覚悟で野獣討ちを誓った。












