11月開幕のカタールW杯が迫る中、韓国・誠信女子大学の徐教授(48)が開催地カタール・ドーハにある大型商業施設の広告に日本の旭日旗が描かれていたことを問題視していると、同国メディア「シンボル日報」が伝えている。

 同メディアは「問題となった大型広告には日本側の応援団が顔に旭日旗フェースペインティングをした姿が露出され、現地の韓国人たちとネットユーザーが抗議して現在は消えた」と報じた上で、徐教授が「広告主催はまだ明確ではないが、今回の旭日旗事件をFIFA(国際サッカー連盟)側とW杯組織委員会側に強力に抗議して再発防止を要請する」と訴えたという。

 日本政府は「旭日旗」について「日本国内で現在までも広く使用されているものであり、特定の政治的・差別的主張である等の指摘は当たらない」などとの見解を示しているが、韓国では「旭日旗=戦犯旗」として嫌悪感を示す人々は多い。これまでも国内外を問わずに「旭日旗」が使用されると、助教授は抗議を繰り返している。

 同メディアは、これまでサッカーをはじめとするスポーツの国際大会などで「旭日旗」が問題視された事例を挙げ「大きな議論になったことがある」と報道。また、徐教授は「最近、大型スポーツイベントに旭日旗が頻繁に露出されるが、これを防止するための『グローバルキャンペーン』を展開し続ける」と強調していたという。