先発育成が懸案となっているソフトバンクがOBの斉藤和巳氏(44)の入閣を検討していることが15日、分かった。

 エース・千賀が海外FA権を行使してメジャー挑戦を表明。大黒柱の米流出は避けられず、若手有望株の育成も思うように進んでいない状況だ。覇権奪回へ、今オフ最大の補強ポイントでもある「先発」。育てながら勝つために、レジェンドOBの招聘に動く形だ。

 かつて鷹の絶対エースに君臨した斉藤氏は、投手最高の栄誉である「沢村賞」を2度受賞するなど一世を風靡。一方で、現役晩年は右肩の故障に苦しみ支配下選手登録を外れ、長いリハビリ生活に耐えながら再起を目指した。実績だけではなく、強い精神力に裏打ちされた「エース像」は、球団の財産でもある。

 2013年引退以来の古巣復帰。常勝再建へ、新たなエース育成へ、頼もしいレジェンドが戻ってくる。