新日本プロレス15日の後楽園ホール大会の「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」1回戦で、YOSHI―HAHSI(40)がジェフ・コブ(40)を撃破し2回戦(27日、後楽園)に進出した。

 テレビ朝日の申し出によって新設が決定した同王座は、タイトルマッチが15分1本勝負で行われることが特徴。そのルールが律儀にもトーナメントから採用されたため、時間切れ引き分けの場合はコイントスで勝者を決するという珍妙な条件で開幕した。

 圧倒的なパワーを誇るコブのスープレックスに苦戦を強いられたYOSHI―HASHIだったが、ツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)は決めさせない。ラリア―ト、ヘッドバットで反撃に転じた。

 なおも攻め手を緩めないコブのエルボーを浴びたYOSHI―HASHIは再びツアー・オブ・ジ・アイランドを狙われる。しかしこれを寸前で回避すると、カルマの体勢から丸め込む「業」で巨体をフォール。怪物から価値ある3カウントを奪い逆転勝利を収めてみせた。

 EVILとの2回戦に駒を進めたYOSHI―HASHIは「最後に勝つのは俺だから。NEVER(無差別級)のベルトが出た時『どうなる、このベルト?』ってみんな思ったと思うよ。でも時を経て、みんなそれなりの色を感じると思う。新しいTV王座も今は分からない。でもこれから先どんどん色がついて価値も絶対上がっていくと信じてるから。必ずこのトーナメントを勝ち抜いて、あのベルトの第一歩は俺がいただこうと思います」と豪語。

 トーナメントの決勝戦は来年1月4日東京ドーム大会で行われる。決勝戦の相手にはタッグパートナーの後藤洋央紀を見据えつつ「タッグリーグで俺と後藤さんが優勝すれば、自ずと1・5(大田区)はIWGPタッグが組まれるでしょう。俺はそこを目指してやっていく」と来年年明け早々の2冠を予告していた。