女性初のプロ棋士を目指し、里見香奈女流五冠が挑んだ棋士編入試験五番勝負第3局・狩山幹夫四段戦が13日、大阪・関西将棋界会館で行われ、103手で狩山四段が勝利。初の女性プロ棋士誕生はならなかった。

 第2局まで終えて0勝2敗。合格するためには残り3戦を全て勝しかなかった里見女流五冠だったが、途中のチャンスを生かすことができなかった。対局後、里見女流五冠は「今の実力だと思う。また勉強してがんばりたい」と無念の思いを語った。

 3連敗となったが、悔やまれるのは第2局の岡部怜央四段戦。途中まで優勢に進めていたが、痛恨の逆転負けを喫した。この一番で勝っていれば流れは変わっていたかもしれない。

 とはいえ女流棋士のレベルは間違いなくアップしており、これからもプロ棋士を目指す女流棋士が出てくることに期待したい。