監督になっても〝新井さん〟は変わらなかった。来季から広島の指揮を執る新井貴浩監督(45)が12日、マツダスタジアムで会見を行った。球団ではコーチ経験なしで監督に就任するのは2010年の野村謙二郎氏(56)以来だ。

 会見の冒頭で新井監督は「来シーズンからカープの指揮を執ることになりました、新井です。よろしくお願いします」とあいさつ。来季に向けて「強いチームにするのはもちろん、ファンの方が見ていてワクワクするチームにしたい」と話した。

「順位が決まったあたり」に監督の打診があったと明かした新井監督は「私は一回カープを出ている。それでも球団の方に戻って来いと言っていただき、3連覇をさせていただいて球団には恩がある。選択肢はなかった」と決断の理由を語った。

 コーチ経験がないまま監督に就任。重圧は「もちろんある」というが「覚悟はできています」と言い切った。理想の監督像は「ピンと来ない」ものの「肩肘張らずに自分らしくやっていく中で気づいたら『そういう監督になっていた』と(なればいい)」とあくまで自然体だった。