米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーが10日(日本時間11日)に米スポーツチャンネル「FS1(Foxスポーツ1)」の「ザ・カールトン・ショー」にゲスト出演し、エンゼルスの大谷翔平投手(28)について語った。
大谷は今季、投手で15勝、防御率2・33、219奪三振、打者で打率2割7分3厘、34本塁打、95打点と投打ともトップクラスの成績を残し、史上初の投打のダブル規定に到達した。
マンフレッド・コミッショナーは「まず、昨年、コミッショナー特別表彰というユニークな賞を大谷に贈ったが、彼は本当に超越した才能を持つ選手。自分もまあまあ年をとっているが、どれだけ長生きしてきたとしても、見たことのない(過去に存在しない)凄い選手だ」とあらためて激賞するとこう続けた。
「2つ目に人々がよく忘れがちなのが、我々がどれほど野球を国際化しようとしているかということ。北米出身以外の選手で、彼のような素晴らしい、もしかしたら球界一とも言える存在がいることは、我々のビジネスの基軸になるし、興味を引くきっかけになる。彼の重要性は誇張しても誇張しきれないのだ」
大谷をMLBにとって特別な存在で、国際化戦略の切り札と明言した。
その大谷が所属するエンゼルスは水面下で球団売却の交渉が進んでいると思われるが、金額はMLB史上最高額の30億ドル(約4370億円)に達する可能性が出てきた。USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者が「ナイチンゲールズ・ノートブック」で伝えた。
「多くの大リーグオーナーらが、エンゼルスは少なくとも30億ドル以上で売られると信じている。現在、交渉は活発で、今後数か月以内に完了すると予想される」。8月の売却検討を発表した際に球団の価値は20億ドル(約2910億円)以上と試算されたが、それを大きく上回った。
また、「エンゼルスは年俸調停を回避して1年3000万ドル(約43億7000万円)で契約した大谷をトレードに出す意向は全くない」と付け加えた。大谷が2024年もエンゼルスでプレーするかどうかは新オーナーのチーム戦略次第といえそうだ。










