新日本プロレス10日の両国国技館大会でIWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイト(30)がタマ・トンガ(39)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

 今夏のG1クライマックス公式戦でタマに敗れ、ファイナルトーナメント進出を阻まれた相手との因縁対決はにらみ合いから始まった。ジェイはタマを場外へ吹っ飛ばし、ラフファイトで本領を見せつけた。その後もレフェリーの目を盗み、タマに急所攻撃を繰り出していく。逆に急所攻撃を食らい、うずくまってしまう場面がありながらも、投げ捨てジャーマンからのSSS(スリーパースープレックス)で窮地を脱した。

 終盤にはタマの延髄斬り、ドラゴンスープレックスで反撃を許す。それでもコーナーからの飛びつきガンスタンを回避すると同時に、ブレードランナーをさく裂させ、31分7秒の死闘に終止符を打った。

 勝者のジェイは来年1月4日東京ドーム大会でG1クライマックス覇者オカダ・カズチカの挑戦を受ける。試合後にジェイがマイクアピールしていると、オカダが登場。「元気ですかー! 元気があれば何でもできるって言ってましたけど、10月1日、日本中が元気じゃなくなりましたよ。(アントニオ)猪木さんが亡くなったってことは、一つの時代が終わったってことだよ。これからの時代を誰が引っ張って行くのか来年の東京ドームで決めようぜ。G1覇者の方がレベルが違うってことをお前に教えてやるよ」と挑発してきた。

 バックステージのジェイは外道とビールで祝杯を挙げてご機嫌な様子だったが、次期挑戦者の話題になると表情は一変。「オカダ、試合後は俺の時間だったのに、よくも邪魔をしてくれたな」と激怒し「2023年1月4日の試合が終わった時、お前と俺の戦績は1勝5敗になる。そして、変わらずIWGPのベルトはこの俺のものなんだ。23年も俺の時代だ。スイッチブレードの時代だ」と、猪木さん追悼興行で返り討ちを宣言した。