新日本プロレス10日両国国技館大会で、KOPW保持者・鷹木信悟(39)がエル・ファンタズモ(35)との「フー・イズ・ユア・ダディマッチ」を制して防衛に成功した。

 敗者が勝者に「あなたが私のダディです」と認めなければいけない屈辱を味わう特別ルール。鷹木は雪崩式フランケンシュタイナー、サンダーキス,86(フライングボディープレス)、CRⅡ(変型フェースバスター)とファンタズモの猛攻にさらされた。

 それでもCRⅢ(変型パイルドライバー)は阻止するとMADE IN JAPANで反撃に転じる。エルボー連打から龍魂ラリアーとを決めると、鷹木ドライバー98(腕極め式パイルドライバー)を発射した。さらに1日に死去した団体創設者のアントニオ猪木さんに捧げるかのように、コブラツイストから卍固めに捕獲。最後はグラウンド卍固めでギブアップを奪ってみせた。

 試合後のリング上ではルールにのっとり「ファンタズモ、センターに来い。フー・イズ・ユア・ダディ? しっかり言えよ?」と要求。ファンタズモがしぶしぶ「シンゴ・イズ・マイ・ダディ」と宣言すると、鷹木のサディズムに火がついてしまう。用意していたTシャツを着せると、おしゃぶりまでくわえさせて文字通りの「ベイビー」扱いだ。

 するとファンタズモも「パパ、ハグ」と甘え始める。ダディらしく胸を貸した鷹木だったが、これはファンタズモの罠だった。離れ際に急所への正拳突きを浴びてしまう。さらにKOPWのトロフィーも破壊されるなど、調子に乗りすぎたツケを払うハメになった…。

 息子にムスコを痛めつけられた鷹木は「こんなのアリか? タイトル(のトロフィー)完全に破壊してるじゃねえか。永久追放だろ! リングネーム変えろ。負けたんだからベイビー・ファンタズモだ」と怒り心頭。

「新日本プロレスワールドのベルト作って(トロフィー新調を訴えている)KOPWはずっとシカトか新日本! ふざけんな。どいつもこいつもぶっ潰してやる。ベイビー・ファンタズモ、完全な潰し合いだ。いいぞ日本でも米国でもカナダでも、どこでもいいぞ」と、ファンタズモとの再戦を望んでいた。