まさかの展開だ。極悪集団「ブードゥー・マーダーズ(VM)」が崩壊危機から一転、勢力拡大に成功した。

 2日の全日本プロレス後楽園ホール大会ではVMの諏訪魔&KONOが、ジェイク・リー&青柳優馬と激突。諏訪魔とKONOがピンチを迎えた時だった。リングサイドにVMの総帥のTARUが登場。

 レフェリーに「下がれ!」と怒鳴られながらも、何食わぬ顔でパウダーを放った。その隙に、先日米国武者修行から帰国したばかりのジュン&レイの斉藤兄弟がリングに乱入。ジェイクと青柳を投げ飛ばし、諏訪魔とKONOを救出したのだ。

 試合は諏訪魔&KONOの反則負けとなったが、TARUが「VMに〝新しい風〟を吹き込む」と意味深に予告していたのは、斉藤兄弟のVM加入だった。

 これで諏訪魔とTARUの間に流れていた不穏な空気は吹き飛んだ。TARUが「いろいろあったけどよ、お前ら全日本でもっと目指したいところがあると思うからよ、この2人を用意した。これからも大いに暴れてくれよ」と呼びかけると、諏訪魔もこれに応じ握手を交わした。

 さらに諏訪魔はVMに加入したジュン&レイに「お前らすごいじゃねえか。たまってんだろ、お前ら? もうやるしかねえよ、オイ!」と激励。戦力拡大に成功した極悪集団が、今後も王道マットをかき乱す。