フィギュアスケート女子の本田望結(18=プリンスホテル)が、約8か月ぶりの演技に声を詰まらせた。

 東京選手権初日(30日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)のショートプログラム(SP)で本田はジャンプに精彩を欠き、30・96点と得点を伸ばすことができなかった。ただスケート愛を改めて実感。「練習を含めて久々にお姉ちゃん(本田真凜)と一緒に滑ったり生活することができて、一緒に過ごせた時間が楽しかったなというふうに思います」と涙ながらに語った。

 引退を連想させるような発言だったが「なんかやめるみたいですけど、やめない、やめない、まだ続けます」と顔を仰ぎながらあわてて否定。そのうえで「また試合に出ている、スケートができているうれしさを感じながら滑ることができた。スケートができてうれしいなっていうのをかみしめながら滑っていました」と振り返った。

 かねて女優とスケーターの〝二刀流〟として活動してきた。一部から批判の声があることは承知しながらも「スケートをしていることを、まだまだ、ただやっているだけと思われても仕方がないけど『とにかくスケートが好き』。それだけの理由で試合に出場した」ときっぱり。

 今後については「(女優業と練習は)どういうバランスになるかは毎日のスケジュールによって違うので、こうしたいですとは言えないが、来週も学校の試合があるので、できる限りの準備をしたい」と意気込みを語った。