ノアは29日、来年2月に引退する〝プロレスリングマスター〟武藤敬司(59)が、10月16日の福岡国際センター大会に緊急出場すると発表した。

 当初、同大会で試合の予定はなく、サイン会などに参加することで福岡のファンに別れのあいさつをする方針だった。だが、福岡でも最後の雄姿を見たいという声が殺到。武藤自身の思いもあり急きょ、試合に出場することになった。6人タッグ戦で小島聡、ニンジャ・マックと組み、丸藤正道、ジャック・モリス、HAYATA組と対戦する。

 武藤にとって、福岡国際センターは数々の激闘を繰り広げた思い入れのある会場だ。新日本プロレス時代の1999年5月3日には天龍源一郎とIWGPヘビー級王座をかけて対戦。ノアでも2021年3月14日にGHCヘビー級王者として清宮海斗を迎え撃ったのが同会場だった。

 10月30日東京・有明アリーナ大会の「引退ロード第3弾」では、かつて付け人を務めた新日本プロレス・棚橋弘至との6人タッグマッチ(武藤&丸藤&稲村愛輝VS棚橋&真壁刀義&本間朋晃)での対戦が決まっており、来年2月21日の東京ドーム大会で引退する。