森保ジャパンのMF久保建英(21=レアル・ソシエダード)が、3日間チームに同行したMF長谷部誠(38=Eフランクフルト)に対するリスペクトを独自の切り口で語った。

 長谷部は所属クラブの休暇を利用して3日間チームに入り、W杯での経験を伝えるなど積極的に代表イレブンと交流した。

 2018年ロシアW杯では遠征したU―19日本代表の一員として西野ジャパンのイレブンと寝食をともに過ごしたが、同じチームで過ごすのは初めて。25日の練習後に取材に応じた久保は「僕も含め選手からリスペクトされている。最前線で今もやられているし、人間として懐が深い。貴重な時間だった」と刺激を受けた様子だ。

 しかしそこは日本が誇る至宝。レジェンドとの巡り合いにも決してはしゃぐことはない。「何が印象に残ったとかはあまりない。それこそ先生と生徒じゃないし、現役同士なので。ライバルって言ったらちょっと違うけど吸収する所は吸収して、しっかりリスペクトしている。でも何か印象に残ったとか、そういうアイドルみたいなものでもないので」。雲の上の人と過剰にあがめるのではなく、あくまで同じ現役選手として対等な目線で接する――。それが結果的に長谷部への敬意にもなるという久保流の持論を展開した。

「僕たち日本代表が強くなるために、協会もたぶん呼んでくれたと思う。長谷部選手にも来てよかったと思ってもらえるようなW杯にしたい」と大舞台での躍進で〝恩返し〟する覚悟だ。ベテランながらドイツで存在感を見せ続ける長谷部の姿に、至宝も闘争心をかき立てられたようだ。