格闘技イベント「RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)で韓国のキム・スーチョルと対戦する昨年のバンタム級トーナメント覇者・扇久保博正(35)が意気込みを語った。堀口恭司の持つRIZIN同級王座を見据え、何を思うか――。〝松戸の意地〟で日本人キラーを撃破し、ベルトにたどり着く決意だ。
――期待される堀口とのタイトル戦を前に、1試合戦う
扇久保 榊原(信行CEO)さんも言ってましたけど、お互いの体調とかタイミングとか、そういうのは正直、今ではないなというのは僕も思っていたので。ここで僕もしっかりキム選手にいい勝ち方をして、堀口選手も金太郎選手にいい勝ち方をしてもらって、お互いに機運が高まって3回目を戦えればいいなと思います。
――今回同じ大会に出場することで、試合内容が比較されることになるが
扇久保 ファンの人もRIZINの関係者の人もそう見ているでしょうし、そことの戦いでもあるかと思っています。だからこそ今回は、一本かKOで勝ちたいと思っています。キム選手ってマジでとんでもなく強い選手なので。でも、そんな選手に圧倒して勝ちたいと思います。
――最近、米国で練習する選手が多いことをどう思うか。堀口も米国を練習拠点にしている
扇久保 僕も以前、米国に修行に行ったことはあるので、いい所も分かっています。(日本と米国の)どっちも見るのが一番いいのかと思います。でも僕は、この(所属する)パラエストラ松戸だけでつくってきたという自負があるんです。そんなに出稽古も行っていないですし。
――丁寧に〝ホーム〟で積み上げてきたと
扇久保 そういう選手って、日本中にいっぱいいると思うんですよ。地方の選手もいるし、米国に行きたくても行けない人もいる。でも、そういう選手に「自分のジムで自分を信じてしっかり作り上げれば結果が残せるんだ」っていうことを見せたいと思っています。「米国に行くだけが全てじゃないんだぞ」って思っています。でも全然、否定はしないです。米国も、すごくいい所がありますし。
――脱線するが、13日の公開練習で「本物のMMAを見せたい」と話したのが印象的だった
扇久保 今は相手を煽ったり、SNSで…とかが先行しているのも少しあるじゃないですか。そうではなくて、格闘技の強さだけを見てもらって「あ、すごい」って思ってもらえたら、それが一番いいというか。
――骨太のMMAだ
扇久保 そうです。それに付随しての煽りとかSNSだと思っているので。格闘技の技とか攻防って感動するじゃないですか。すごい試合を見ると。そういうのを見てもらいたいと思います。












