早くも波乱の予感だ。格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(25日、さいたまスーパーアリーナ)の公開計量が24日に都内で行われた。

 計量にはフリーウエートで対戦する〝キック界のドン・ファン〟こと皇治(33)とメイウェザーのボディーガード・ジジも登場。パンチのみのスタンディングバウトルールで対戦する両者は、皇治が65.30キロだったのに対し、ジジが84.45キロと、実に19キロを超える体重差をマークした。

 だが、その体重差に驚く間もなく〝事件〟が起きる。写真撮影で向き合うと、皇治がジジを両手で突き飛ばして挑発したのだ。これにジジの陣営となるTMT(メイウェザーのチーム「ザ・マネー・チーム」)関係者が即反応した。2メートルはあろうかという黒人スタッフが皇治にとびかからん勢いで割って入るなど、会場は騒然。さらにRIZINのスタッフも入り、なんとか2人は引き離された。

 その後、皇治は「調子に乗って朝倉未来にしてたから同じことをしたった」と8月31日にハワイで行われた会見でのジジが未来を突き飛ばした〝報復〟だと涼しい表情。さらに「おっぱいが大きいからはね返された。俺の経験から言うと、マジでH(カップ)くらいはあったと思う。多分ステロイド打ってるから。何が怖いって割って入ってきたヤツ。デカくて速いからボルトかと思った」と対戦相手をくさしつつ饒舌に話し、笑いを誘った。

 その後も、かねてからブチ上げている通り「目指すはマルコメだけですよ」と、この一戦をきっかけに大阪でのメイウェザー戦の実現を宣言するなど〝皇治節〟は絶好調。リングでも同様の調子を発揮できるか。