朝倉未来(30)に超強力援軍が登場だ。格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」(25日、さいたまスーパーアリーナ)でのエキシビションマッチで朝倉未来と対戦するボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が、24日に会見を行った。

 会見序盤はメイウェザーの独壇場となった。まさかの予定時刻前に到着し、関係者を驚かせたメイウェザーは「人々を楽しませることができる明日が待ちきれません」と笑顔を見せる。試合に向けては「終わらせたければ終わらせる。3ラウンド(R)まで引っ張ることもできる。全ては自分が思うように試合が進むと思います。エキシビションでは相手はなぜかいつも真剣だが、自分にとっては遊びでしかない」などと余裕の発言を連発。未来からルールの縛りが多いことをあげて「ビビっている」とされたことも「文章の中で〝フロイド・メイウェザー〟と〝ビビっている〟という言葉を一緒に使ってはいけない。若い選手は自分を奮い立たせるために使うことがあるが、実際は真逆だ。自分がビビっているんだ。私がビビっているというのなら、今から榊原さんに言って明日の試合は無制限Rでやってもいい」と鼻で笑った。

 メイウェザーの独演会は続きRIZINとの関係やエキシビションで世界を回る楽しさなどを語っていたところ、榊原信行CEOから突如「サプライズゲストが来ています」との言葉が…。続いて現れたのは〝天敵〟のマニー・パッキャオ(フィリピン)だ。目を丸くするメイウェザーと拳を合わせてからマイクを持ったパッキャオは「朝倉未来選手の応援に駆けつけました」。

 この一戦に向けてフィリピンで練習を行った未来のバックアップを宣言すると「明日は面白いエキシビションになると思う。同じアジア人として応援したい」とした。

 思わぬ人物の登場に明らかに不機嫌になったメイウェザーは「明日が楽しみになった。マニーに教えを請うのはいいことだ。でも誰も自分には勝てない。マニーの言葉を信じてボコボコにされるようにだまされてはいけません」として先に会見場を後にした。

 パッキャオはさらに「二人を比べると朝倉さんの方が失うものがない。必死でやってくれるでしょう。パンチが強いので、メイウェザー思い切りプレッシャーをかけて勢いで行くっていうことですね。今回は朝倉さんをサポートして、メイウェザーさんをたくさん殴ってほしいという気持ちです」とエール。

 さらに将来的な自身のエキシビション戦参戦にも「エキシビションマッチは面白いのではないか。自分ももう1回ハードなトレーニングを始めていこうと思います」と可能性がゼロではないとした。