格闘技イベント「RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)で、韓国のキム・スーチョルと対戦する昨年のバンタム級トーナメント覇者・扇久保博正(35)が、鈴井千裕とともに千葉で公開練習を行った。

 鈴木と対面シャドーを1分間行い、軽快な動きを見せた扇久保は「今週で追い込みが終わりなので、ケガだけ気をつけてこれから過ごしていこうかと思っています」と順調な調整をアピール。3月末にケガをしたこともあり、昨年大みそかのトーナメント決勝戦から約9か月のブランクとなったが「ちょっとだけ空きすぎたかなっていうのはありますけど、もう37戦もやっているので、そこは大丈夫だと思います」と力強く話した。

 相手のキム・スーチョルは日本人に7連勝中。まさに日本人キラーだが「意識しますね。結構トップファイターが負けているので。敵を取る…ではないですけど、勝って『日本人は強いんだぞ』というのを見せたいと思っています」と断言。強敵を迎えるが「RIZINに来て全部判定なので、今回はフィニッシュしたいです。打撃も寝技も『これで決める』って決めているので、それが入ればKOなり一本なり、取れると思います」と快勝を予告した。

 トーナメントを制し、堀口恭司の持つバンタム級王座挑戦権を持つ扇久保は「本物のMMAを見せたいと思っています。ずっと僕が、いい時も悪い時も続けて、信じてやってきたものを見せたいと思っています。積み重ねというか。ほかの試合とはちょっと違う試合を見せたいと思っています」。快勝で、堀口戦に最高の形で臨めるか。

 また、鈴木は「いつも通りでき上がっているので。あとは風邪ひかないでケガさえしなければバッチリっていう感じです。今回のテーマは意地の張り合い。どっちかが折れたら負けだと思うので、ちょっとケンカに近いかもしれないです」と拳を握った。