【病院通いになる前に健康寿命をのばす! プレメディカルケア】
スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに解説します。
【お悩み】同世代の同僚が五十肩になって苦労しています。自分も心配です(50代男性)
【アドバイス】肩甲骨が開いた状態をキープできる予防ストレッチを継続してみてください。
【解説】定期的に体のメンテナンスに来ている男性は、五十肩で電車のつり革もつかめなくなった同僚の苦労を間近で見て、人ごとではないと危機感を持っていました。
五十肩は肩関節周辺に違和感が生じ、その後、徐々に痛みが大きくなったり、場合によっては肩が動かせなくなったりします。着替えもうまくできず、寝返りすらままならなくなるなど、日常生活に支障をきたす場合もあります。加齢による肩関節機能の低下や血液循環の悪化などが原因とされていますが、現代の医学でもきちんと解明されていないのが現状です。
端的に言えば肩関節が固まってしまい、関節の周囲に炎症が起こることで、血流が悪くなっている状態。普段から肩関節をあまり動かさず、同じ姿勢を長時間続けていることなどが発症の共通点になるので、巻き肩の方は特に注意が必要です。
猫背の原因とされる巻き肩とは、肩が正常な位置よりも前に出ている状態。肩甲骨が開いていないため肋骨がロックされ、肺がつぶれたような状態となっているので呼吸も浅くなっています。
予防ストレッチとして、ヒジを後方に出し、その状態からヒジを横っ腹につける動作を伝えました。肩が下がり、肩甲骨が開いた状態になるので呼吸も深くなります。これを1セット5回、1日3セット繰り返すと血流もよくなるので、猫背気味の方はぜひお試しください。ストレッチを日々続けるようになった男性は、肩甲骨が開いた状態を意識できるようになったそうで、姿勢もよくなりました。
☆永井正彦(ながい・まさひこ)1980年6月28日、東京都生まれ。スポーツトレーナー。2005年に都内でスポーツ整体「プレメディカルケア」を開業。パラ水泳の宮崎哲選手や津川拓也選手のパーソナルトレーナーも務めている。










