陸上の日本学生対校選手権初日(9日、たけびしスタジアム京都)、男子110メートルハードル予選が行われ、世界選手権代表の村竹ラシッド(順大3年)が全体トップの13秒56をマークした。

 予選敗退に終わった世界選手権後は「股関節が張ってあまりよくない状態だった」というが、この日はスタートから飛び出すと、他の選手を圧倒。「身体の疲れもとれて、状態はよくなっている。予選だったのでタイムは意識していなかった。自分の中ではそこそこの動きができた」と振り返った。

 今大会は切り込みを入れたオシャレヘアで参戦。「前からちょくちょく(切り込みは)入れていたんですけど、髪が伸びるのが早いので、大会前にも切っても試合の日には消えていた」と苦い笑いを浮かべながらも「今回はあまり消えていないので、こうやってちゃんとお披露目するのは初めてかもしれないです」と白い歯をのぞかせた。

 10日は準決勝と決勝のレースが予定されている。「勝つのが前提」をした上で、来年の世界選手権の参加標準記録(13秒28)は「ベストを出せば切れるので、そんなに焦ってない」と頼もしい言葉を残した村竹。インカレを制し、飛躍への足掛かりをつくる。