巨人・原辰徳監督が8日のDeNA戦(東京ドーム)で早めの継投策に打って出た。
試合は3回まで両チームとも無得点。3年目左腕の井上温大投手は3度目の先発で、プロ初勝利に向けて好投を続けていたが、4回につかまった。先頭打者の大田に持ち味である直球を左翼線へ運ばれ、無死二塁のピンチ。続く佐野には内角への直球が甘く入り、中前適時打を許して1点を先制された。
後続の牧、宮崎を打ち取って二死までこぎつけたが、ソトには四球を与え、大和に右前打を浴びて満塁までピンチを広げてしまった。ここで原監督はベンチから腰を上げ、球審に2番手・鍵谷への交代を告げた。
だが、鍵谷が伊藤光に投じた4球目は左中間へ。左翼手のウォーカーがダイビングキャッチで一度はグラブに収めたものの、グラウンドに倒れ込んだ際の衝撃でこぼれ落ち、その間にすべての走者に生還されてしまった。スタンドのG党からはウォーカーの好プレーにわいた直後、一転して悲鳴に包まれ、スコアボードに「4」が刻まれた。
井上は結果的に4回途中4失点となり、プロ初勝利はお預けに…。前回登板した8月31日のヤクルト戦(京セラ)では2点を先制され、味方打線に4点を取り返してもらった後に2失点を喫し、4回4失点で降板。指揮官からは「マウンドに上がれば若いとか、キャリアというのは(関係ない)。しかし、糧とすることは間違いない」と期待されていたが、快投で応えることはできなかった。












