西武は14日のソフトバンク戦(ペイペイ)に1―6の完敗。この「天王山」で最悪の3連敗を喫し、ホークスとのゲーム差は残り10試合で3に拡大した。
優勝争いから大きく後退すると同時に、4位・楽天とも0・5ゲーム差となりCS出場圏内も微妙な状況に…。シーズンのヤマ場でホークスとの差を見せつけられる完敗だった。
初回に先発・隅田が5失点…。ここまでの優勝争いをけん引してきた投手陣が3試合で許した安打数は計31、失点は計22点だった。
辻監督は「最低でも1つ勝ちたいというのがあった。あと10試合。全部勝つくらいの気持ちでいく。気持ちだけはしっかり持って最後まで戦う」と話したが、事実上の終戦の色は濃く、言葉だけがむなしく響いた。
11連戦の序盤にもかかわらず西武の息の根を止めに来たホークスは、第2戦で前守護神・森の中継ぎ3イニング起用、左のセットアッパー・嘉弥真の3連投と要所で惜しみなく勝負手を繰り出し、この「天王山」にかける執念をベンチワークで示してきた。
対する西武はというと、直前11日の日本ハム戦(ベルーナ)で復帰し勝利に絡む2安打1得点の金子、11号決勝弾の中村を、体調に憂慮しながら初戦で温存し、投手継投も通常通り。この「天王山」でも采配でムチを入れることなく、完全に相手の圧力に屈する形となってしまった。
これで9月は3勝8敗と急失速。西武は投打ともに、天王山を戦う態勢が整っていなかったと言わざるを得ない3連敗だった。












